本日6校時、留学生の皆さんは中学3年生とともに「命のヒマワリプロジェクト」による絵画制作活動を実施しました。今年5月末に本校生徒がナザレ校を訪問した際、アトリエ太陽の子主宰代表で神戸学院大学客員教授の中嶋洋子先生が、神戸の子どもたちとプロジェクトで仕上げたウクライナ国花であるヒマワリ絵画と義援金を持参することを本校に託してくださいました。ナザレ校には避難してきた多くのウクライナ生徒たちが学んでいるのです。

今回は、ナザレ校からの留学生が来校している期間ということで、神戸から駆けつけてくださった中嶋先生直接のご指導により、「命のヒマワリ」を皆で描きました。この絵は、今月28日に神戸ハーバーランドのスペースシアターで開催される「ポーランドフェスタ」で披露されます。

中嶋先生には、1日も早く戦争が終わるよう「平和」の祈りを込めた、情熱溢れるご指導をいただきました。生徒たちには自分ごととして捉え、平和のメッセージとしてのヒマワリを描くために、「思いを伝える」「イメージする」「願いを込める」ことを意識して欲しいと訴えられました。そして、実際にイマジネーションとして、左胸に手を置き、温かさを感じさせることで手に魂を入れ込み、命の種から芽を出すかのように白い模造紙にクレヨンと絵の具で彩り、最後はスタンピングしながらヒマワリの花を描かせました。身を乗り出して作品を描く姿など、先生の熱い思いが伝わり、生徒たちも引き込まれていくようでした。

この授業の様子は、サンテレビ（YouTube含む）、毎日新聞、読売新聞に取上げられます。