現地時間5月29日の朝、ホストファミリーの各家庭から登校した生徒は、ナザレ校見学ツアーののち、歓迎セレモニーに出席しました。摺河校長のもと、無事にヒマワリの絵と義援金をお届けすることができました。ナザレ校の先生方・生徒の皆さんも絵のクオリティの高さに驚かれていました。

これに先立ち、ナザレ校のウクライナに対する支援についてのプレゼンテーションをお聞きすることもできました。セレモニーにはウクライナの生徒も複数参加しており、意義深いものだったと考えています。併せて、歓迎セレモニーでは、本校生徒のプレゼンテーションがありましたが、ナザレ校の校長先生より、兵庫県播磨高等学校の時より英語そしてプレゼンテーションがうまくなっており、学校の変化を感じたとのお言葉をいただきました。

歓迎セレモニーののち、ナザレ校で第二言語として選択可能なドイツ語の授業を受けました。ドイツ語の先生が自ら本校生に教えたいということで、特別に初級ドイツ語の授業を用意してくださいました。昼食後にはショパンの生家を訪れ、非常に恵まれた気候のなか、音楽教養にもつながる、貴重な学習の機会となりました。

それぞれの生徒は、感情をあまり表に出すタイプではありませんが、ホストファミリーとはうまくコミュニケーションをとりながら楽しく過ごしているようです。長い滞在となりますので、体調を崩すことのないよう気を配りながら、良い研修旅行にしていきたいと思います。