お知らせ
2025/09/26
校祖祭講話
校祖祭にあたり、1校時、校長先生から全校生徒に講話がありました。その概要をご紹介します。
現在、兵庫県下には51校の私立中学校・高等学校がありますが、どの学校にも建学の精神があり、どのような人間像を追求するのかを常に考え、具現化するための多様な教育が展開されています。公立学校とはその発足の経緯が異なりますから、大切な建学の精神を肝に銘じ、今後の人生の道標として歩んでいくのです。本校の具現化のベースは形から入って心を育てる「教養」です。人として最も大切な思いやりなど、相手の立場に立って考えることはいつの時代も変わらず、ましてや不安定な世界情勢だからこそ心の教育としての教養は人として大切なものを教えてくれます。
さて、今年で79回目を迎える校祖祭ですが、本校の歴史は104年前の1921年(大正10年)4月15日に姫路共愛裁縫女学校を設立したことから始まり、ここまで女子教育に力を注いできました。
1945年(昭和20年)7月4日、太平洋戦争による姫路空襲で本校建造物が焼失し、終戦後校祖先生は四方八方に手を尽くされ、持てる力すべてを注いで学校再建に励まれました。翌年9月27日、その精神的、肉体的なお疲れでしょうか、校舎完成を見ることなくお亡くなりになられました。
辺り一面が焼け野原のなか、白鷺城を望む時が心休まるときだったかもしれません。今では高層建造物が立ち並び、ここからお城は見えませんが、時代が過ぎゆくとも自らを修め、苦労を顧みず邁進された校祖様に思いを馳せながら、今日一日心穏やかに学校生活を送りましょう。

