お知らせ

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2023/10/23

海外姉妹校 ポーランド・ナザレ校の留学生が訪問

10月19日(木)にポーランド・ワルシャワにある姉妹校「ナザレ校」の生徒7名と引率の先生2名がワルシャワ空港から関西空港に到着されました。コロナ禍で2020年から対面交流が中断されていましたので、待ちに待った訪日だったことでしょう。一行は2日間京都観光や茶の湯、武者小路千家の「官休庵」でお点前を体験されました。そして、21日(土)の午後来姫、多くの生徒とともに本校玄関前にて笑顔と大きな拍手でお迎えをした後、ホストファミリーとの対面式を実施しました。

週明けの本日8時45分より講堂において、厳かに歓迎式典を行いました。両国国歌のCD演奏から始まり、学校長歓迎の挨拶、ナザレ校教員の来校挨拶に続き、生徒会長の生徒代表挨拶、さらに留学生7名の自己紹介で今日から始まる本校での生活を在校生徒たちに知らせました。

初日となる留学生の皆さんには、オリエンテーションの後、授業見学と放課後は部活動見学をしてもらいました。今回、宿泊先のホストファミリー生徒との交流だけではなく、新たにバディ生徒を決め、学校・学級内で楽しく過ごすことができるよう工夫を凝らしてみました。これは、5月末から本校生徒4名が留学生としてナザレ校を訪問し歓待してくださった感謝の気持ちを込めています。

歓迎・来校挨拶のなかで、第一次世界大戦後の1919年に独立を果たし、その後「親日国」として周知されているポーランドと日本の歴史的交流、さらには両国相互支援の足跡から、強い互恵関係を感じることができました。また、本校校長が「ポーランド名誉総領事」に就任されていることからも両国・両校のつながりの深さ、輝かしい交流の姿が示されているのです。

今回の来校でウクライナからの避難生徒たちを受け入れているナザレ校と本校も取り組んでいる「命のひまわりプロジェクト」を共通項として、「平和」をテーマに大いに語り合える機会となる有意義な本校訪問となることを期待しています。