3月19日（日）、本校講堂に久保田孝先生と先生が主宰するクボタフィロマンドリーネンオルケスターの皆さまをお迎えし、「幻１を弾く会」が開催されました。

久保田先生といえば、マンドリンを手にしたことがある人に知らない人はいないマンドリン界の第一人者であり、「幻１」とは久保田先生が作曲された「幻想曲第１番イ短調」のこと。普段は関東を中心に活動されているオーケストラを率いて西日本初の「幻１を弾く会」の開催となりました。

当日は、クボタフィロマンドリーネンオルケスターの皆さまと関西を代表する団体であるエルマノマンドリンオーケストラからも5名の方のご参加をいただき、生徒側は姫路市立城山中学校GMと本校GM部員に、雲雀丘学園GM、兵庫県立姫路西高校GMからも若干名を加え、総勢80名を超える大合奏団となりました。

午前中は各パートに分かれて基礎練習を中心に行い、午後は久保田先生の指揮で「幻想曲」を演奏しました。途中席を交代しながら、ソロを弾くメンバーも入れ替えながら、3時間にわたる熱のこもった合奏練習となりました。

練習終了後は「幻１を弾く会」の感想・反省会を行い、各パートの生徒から、「初めて弾いたソロパートに緊張したが、一日で随分上達した」「クボタフィロの団員の皆さんが優しく教えてくださって嬉しかった」「指揮をする久保田先生の目力が凄かった」など率直な感想が述べられ、温かい雰囲気で会が進行しました。

多くの方々のご尽力のおかげで「幻１を弾く会」が開かれ、日本を代表するマンドリン団体の皆さまから直接ご指導をいただく機会に恵まれ、会が終了した後に本校の部員たちも感謝の気持ちと今後の演奏に向けた意欲を口々に語っていました。

「幻想曲第１番イ短調」は４月30日に開催する本校マンドリン部の第6回定期演奏会でも演奏します。どうぞお楽しみに！