お知らせ

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2023/10/30

ナザレ校留学生との交流⑥

本日は午前10時より、ポーランド・ナザレ校留学生の送別セレモニーを講堂で開催しました。歓迎会の時と同じく、両国国歌斉唱に始まり校長先生のお別れの言葉、ナザレ校引率教員からのお礼の言葉、さらに生徒会長挨拶、ナザレ校代表生徒挨拶と続きました。最後に、校長先生より7名の留学生それぞれに「終了証」が授与されました。両校の絆がさらに深まったことは、生徒たちが一緒に過ごした体験を通して思い出話を語ることで確認できました。さらに、講堂で話を聞いている本校生徒の表情からも十分に伝わってきました。

ナザレ校代表生徒挨拶の概要をご紹介します。
「素晴らしい時間でした。日本文化、料理、人々。姫路、京都、広島、神戸。特に、広島では原爆の悲惨さを実感しました。私たちは世界から核兵器がなくなることを望みます。ウクライナの人々を支援する「命のヒマワリプロジェクト」に直接かかわることができてよかったです。文化の違いに戸惑うこともありましたが、皆さんのおかげで楽しく過ごすことができました。来年度、姫路女学院の代表生徒さんが来られることを楽しみにしています。最後に、ホストファミリー、一緒に過ごした皆さん、先生方、そして何より校長先生に心より感謝します。」

セレモニー終了後は、ギター・マンドリン部のお別れ演奏として、ポーランド出身の偉大なピアニスト、そして作曲家として有名なショパンの「別れの曲」を演奏しました。まさに、会場の雰囲気とマッチしてとても淋しい気持ちになりました。また、ナザレ校の皆さんからは、学校の歴史について写真等によるプレゼンがあり、ナザレ校の伝統の重みと学校への愛情と気高さを伺うことができました。

お昼には寿司パーティを催しました。京都の名店「食彩 一(はじめ)」のご主人にお願いし、ナザレ校の皆さんはお寿司の歴史を学んだ後、実際に手巻きずしや握り寿司づくりを体験し美味しく食しました。引率の先生方もご一緒で、とても喜んでいただけました。いよいよ、明日は姫路、そして日本とのお別れの日となります。